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キックオフシンポジウムおよび平成27年度活動報告会を開催しました

キックオフシンポジウムおよび平成27年度活動報告会を開催しました

2016.05.25
2016年 4月25日(月)、ホテルメトロポリタン仙台において「物質・デバイス領域 共同研究拠点」第2期キックオフシンポジウムを開催、約200名の参加者を集めました。
シンポジウムは、拠点本部を担う東北大学多元物質科学研究所の村松淳司所長から、本拠点を積極的に活用して人のネットワークをより広げたいとの開会挨拶で始まりました。文部科学省研究振興局学術機関課 牛尾則文課長から、本拠点の第1期は2,600件以上の公募型共同研究を推進するなど素晴らしい活動実績により、文部科学省が実施する期末評価でもS評価された。第2期では拠点以外の研究者にもさらに広く研究と交流の機会を提供するものと期待しているとのご挨拶があり、東北大学 里見進総長は、東北大学が拠点本部を担うことは名誉なこと、期待するとともに大学としても支援していきたいと述べました。

村松淳司拠点本部長による拠点概要説明に続く発足記念講演会では、東北大学 伊藤貞嘉理事が東北大学機能強化の観点からネットワーク型共同研究拠点への期待について、東北大学多元物質科学研究所 垣花眞人教授は、ネットワーク型共同研究拠点ならびにアライアンス事業「大学の機能強化への貢献」について説明しました。生体医歯工学共同利用・共同研究拠点 宮原裕二拠点長、生体医歯工学共同利用・共同研究拠点 松浦伸也拠点長からはそれぞれの拠点の活動紹介があり、東海大学 理学部化学科 冨田恒之准教授からは「ネットワーク型共同研究拠点への期待とCOREラボ活動」と題し、具体的なCOREラボ活動についての紹介と、経験を通しての拠点への期待や、問題点、要望などについて発表がありました。最後に、分子科学研究所の川合眞紀所長より「ネットワーク型共同研究拠点への期待と分子研の活動」と題した特別講演があり、閉会挨拶では拠点副本部長である大阪大学産業科学研究所の中谷和彦所長が、第二期をスタートするにあたり、5研究所のスクラムをさらに強く組み、日本の研究力推進に努めていきたいと述べて閉会となりました。

シンポジウム終了後の意見交換会には124名の参加者が集まり、活発な情報交換が行われ、充実した時間になりました。


翌4月26日には、東北大学片平キャンパスさくらホールにおいて平成27年度活動報告会を開催し、集まった125名の参加者を前に、ナノシステム科学研究領域部会、物質創成開発研究領域部会、物質組織化学研究領域部会、ナノサイエンス・デバイス研究領域部会、物質機能化学研究領域部会より、それぞれの活動報告を行いました。

両日とも、会議の様子をウェブ中継で配信し、25日のキックオフシンポジウムは303件、26日の報告会は93件のアクセスがありました。

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