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多元研長谷川講師と産研後藤准教授らの論文がThe Journal of Physical Chemistry Cに掲載されました

多元研長谷川講師と産研後藤准教授らの論文がThe Journal of Physical Chemistry Cに掲載されました

2024.12.05
東北大学多元物質科学研究所の半谷泰生さん(大学院D2)・長谷川拓哉講師・大川采久助教・殷澍教授と、大阪大学産業科学研究所の後藤知代准教授らの論文が「The Journal of Physical Chemistry C」に掲載されました。

殷研究室では新規無機物質の創成を研究しており、本論文は、Yb(イッテルビウム)イオンを含む新規ナノ蛍光体の合成を報告したものです。
Yb3+イオンは1,000nm付近で近赤外発光を示す性質があり、これは結晶シリコン太陽電池の最大応答領域と一致します。新規に合成されたナノ蛍光体は、結晶シリコン太陽電池のエネルギー変換効率を向上させることができ、将来のエネルギー問題の解決に役立つ技術です。
 
タイトル: Luminescence Tuning of NIR Luminescence Nanophosphor Bi3+/Yb3+-Doped RE2MoO6 (RE = Gd, Y, and Lu) and Gd2Mo1–xWxO6
 
掲載ジャーナルThe Journal of Physical Chemistry C Vol 128/Issue 47
 
著者:半谷泰生a, 長谷川拓哉a,*, 許健b, 中西貴之b, 武田隆史b, 後藤知代c, 佐藤泰史d, 大川采久a, 殷澍a
 
 a: 東北大学 多元物質科学研究所
 b: 物質・材料研究機構
 c: 大阪大学 産業科学研究所
 d: 岡山理科大学 理学部化学科
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